セカンドリプレイスに伴う資産価値向上プロジェクト
施工期間:1カ月+α
器具台数:照明650台ほど 地下1階 地上23階建 タワーマンション

埼玉県川口市にあるタワーマンションのLEDのセカンドリプレイスと、資産価値向上の当社オリジナル器具の提案・実施させて頂きました。
タワーマンションが各地に立ち並ぶのも珍しくなくなって来ましたが、今回の案件は【タワマン】の先駆けといえるマンションです。
最近のマンションでは屋内廊下のタイプが増えてますが、こちらは「ロ」の形をした中央部が屋上まで吹抜けの構造です。
既に共用部の一般照明は蛍光灯からLED化はされていましたが、初期のLEDが4万時間を超え、交換時に差し迫ったのと、
初回のLED化した当時はまだなかった非常灯兼用LEDは蛍光灯のままでしたので、そちらも合わせてLED化を行いました。
【ポイント】
今では軒下の雨線内は防雨防湿器具が推奨されいますが、こちらの竣工当時は屋内用の一般形器具が使われており、現状は直管
LEDランプでLED化されていました。
なので、そのまま直管LEDタイプの入替えで交換するか、一体型ベースライトの器具交換で行うかを検討していたところ、当社の「蛍光灯
20W埋込下面開放器具用 防雨リニューアルプレート開発品」と、”ランプ交換式防雨ダウンライト”、そして同一プレート内に非常灯を設
置可能にすることで、新たな配線・天井穴あけなどをしなくても「非常灯機能」を有することができるので、共用廊下の全ての器具を同じ
デザインで統一できるということが決めてとなり受注に至りました。






組合様では「サスティナブル」持続可能なものが重要で、今回のようにセカンドリプレイスで交換したLED照明がまた何年後に寿命を迎
えて交換時期になった時、組合の方々より「器具一体式だと工事屋をまた手配しないと交換できないので、ランプ交換式器具の方が電
気工事なしでメンテナンス会社で交換できるので、ランプ交換式でやりたい」と意見が多数出てきていました。
当社ではその内容を防災照明などを除き、可能な限りランプ式を反映した提案を行いました。
今回の事例では「GX53口金」を搭載したフラット型LEDランプで、各メーカーから販売されているので、再度寿命が来た時は一般的なE26
やE17電球と同じように電気工事なしでランプだけの交換が可能となります。
実際に直管蛍光灯からダウンライトリニューアルプレートとダウンライトでリプレイスを行うと、最近主流になっているホテルライクに近い
高級感がある雰囲気になり、それと同時に施工性も良くなり、短期間でのLED交換を行えました。


今回のLED化では、屋外階段についても、非常灯兼用の20W蛍光灯器具が設置しており、ここは非常灯兼用のシーリングダウンライトの
配光が狭い器具を選定し、「光害」対策も行いました。



その他には、エントランス中央にあったモニュメント用の照明が故障しており、これらの改修や破損して点灯しない器具も一緒に改修・交
換を行いましたので、各所で明るくなった。雰囲気が良くなったと住民の方々からも高評価を頂きました。


施工中は住民の皆様にはご協力を頂きまして、誠にありがとうございました。
資産価値を上げる為のLED化のご提案:マンションLED化プロジェクトのHPはこちらから